ライラの冒険

ライラが立ち向かう冒険

 ライアの冒険とは、冒険ファンタジー映画です。第1部『黄金の羅針盤』は、2008年3月1日に公開されましたね。原作は、フィリップ・プルマンという人。イギリスのファンタジー作家です。ファンタジーを読まない人には知らないかもせいれせんね。彼は、『指輪物語(ロード・オブ・リング)』のJ・R・R・トールキンや、『ハリーポッター』のJ・K・ローリングと並ぶ有名な作家なんです。フィリップ・プルマンが書いた冒険ファンタジー小説を原作にして、第1部『黄金の羅針盤』、第2部『神秘の短剣』、第3部『琥珀の望遠鏡』の三部作が作られるのです。
 物語の主人公、ライラ・ベラクアが住む世界では、人の魂はカラダの外にあって、「ダイモン」と呼ばれる動物の形をした精霊に宿るとされています。物語は、ライラが住むオックスフォード大学のジョーダン学寮の周りで、子どもたちが連れ去られる事件が多発するところから始まります。ロンドン、そしてオックスフォードを徘徊しているらしい誘拐団であるコブラーという組織が、北極で子どもを使ったある実験を行っているというのです。
 ライラは、友人のロジャーが誘拐されたことをきっかけに、戦士や行商人の末裔であるジプシャンとともに、仲間たちを助ける北極への旅に出ます。ライラは、学寮長から黄金の羅針盤とも呼ばれる『真理計(アレシオメーター)』を受け取り、北極に向かいます。『真理計(アレシオメーター)』とは、16世紀の形而上学の科学者により創られた装置です。さまざまな質問に対して、真実そのものを探し出してくれるとされていますが、あまりに複雑なため、示された真実を読み取ることすら困難という。ただ、ライラのみが、その『真理計(アレシオメーター)』を読み取る能力を持っています。
 劇場版『ライラの冒険 黄金の羅針盤』公式サイト(http://daemon.gyao.jp/)では、映画のあらすじや登場人物の紹介が楽しめます。お宝映像ってのもあります。  なぜだか「藤崎マーケット」もラララ・ライラ・・・




ナルニア国物語

 ナルニア国物語は、イギリスのファンタジー児童文学です。神学者でもある作家「C.S.ルイス」による作品。お話は、架空の国「ナルニア国」の誕生から滅亡までを描くもので、全7作のシリーズとして、1950年から1956年にかけて出版されました。  『指輪物語』『ゲド戦記』シリーズ等と合わせて、世界三大ファンタジーの一つと言われているそうです。知った増したか?? 日本では、岩波書店が1966年に出版。以来、子供たちに親しまれてきました。
 物語は、「ライオンと魔女」から始まって、ナルニア国の2555年間にもおよぶ壮大なスケールで描かれます。主人公は各巻共通ではないところも、話の長さを実感させます。登場人物の中には、スターウォーズの映画のように、人間だけでなくいろいろな種族が出て楽しませてくれます。フォーン、ドリアード、ナイアード、セントール、巨人、そしてものいうけものたちなどで、お話の中でしか存在しない生き物たちが物語の中核として登場してきます。
 ナルニア国は、第一章「ライオンと魔女」から始まります。舞台は第二次大戦下の英国で、主人公は、どこにでもいる4兄妹です。戦争を避けて、田舎に疎開してきた屋敷で不思議なことがおきます。広大な屋敷の中で、かくれんぼをしていると、末娘のルーシーが、巨大な衣装ダンスを見つけます。中へ隠れると、奥へ続く道を発見。その道を進んでいくと、その先にはなんと雪に包まれたナルニア国が広がっていました。出会った予言者が言いました、「いつか現れる人間たちが、白い魔女によってもたらされた100年の冬を終わらせ、ナルニアの救世主となる。」と。ここに、4兄妹が、ナルニアの王、アスランのもとで、白い魔女と対決します。
 第一章の「ライオンと魔女」は、ウォルトデイズニーで映画化され、大ヒットしました。このナルニア国の映画はシリーズ化が決定していて、2008年の5月には、第二章「カスピアン王子の角笛」が、世界同時公開されています。第二章は、白い魔女に勝利してから1年後のこと。4兄妹は、角笛の音に導かれ再びナルニア国へと再び舞い戻ってきます。しかし、この国の時間は、すでに1300年が経過しており、平和で美しい魔法の国は暴君ミラースに支配されており、荒れはてたナルニア国を目にした4兄妹は、この国のカスピアン王子と出会い再び冒険のたびを繰り広げます。
 さて、映画は、今後どのように展開していくのか、楽しみです。